おひとりさまの老後資金も必要ない

覚悟何度も言うが、慎ましく生活するなら老後資金は必要ない。
どうしても豊かな生活をしたいなら老後資金を貯めまくりましょう。65歳までに死んでも知らんけど。

おひとりさまに限らず、老後資金の計算例は無数にあるが、それらは理論的には正しくても、ある意味全部間違っている。
基本的な計算式はこんな感じだ。
65歳までに必要な老後資金=1ヶ月の生活費×(65歳-60歳)×12+(1ヶ月の生活費-月額年金支給額)×(平均寿命-65歳)×12
まず、60歳で定年退職して65歳までは無年金だからこの期間の生活費は全額貯金を切り崩す。65歳から年金の支給が始まったら年金でまかないきれない生活費の赤字が平均寿命まで生きるとして積算されるという式だ。専門知識は何も必要ない、小学生でも出来る計算だ。

間違いとしては、近い将来に65歳が定年になることは既定路線なので、定年から年金を貰えるまでの期間は考えなくてよい。
そして、最も大きな間違いは、(1ヶ月の生活費-月額年金支給額)の部分だ。老後にかぎらず、1ヶ月の生活費は1ヶ月の収入に左右される。普通は赤字になりそうなら、殆どの人は節約して生活費を減らそうとする。節約の結果、(1ヶ月の生活費-月額年金支給額)が0なら老後資金は必要ない。また年金支給額が多い人なら逆に貯金できる場合だってある。

「おひとりさま」は仕事も収入もあるが単独行動が基本の独身女性のことを言うはず(狭義では)。そんなしっかりした女性なら年金支給額も人並み以上あることだろう。老後の資金繰りに苦労するイメージが湧かない。総務省の家計調査によれば60歳以上の単身無職世帯の生活費の平均値は15万円程度だ。この内、食費や住居費などの最低限の生活費は10万円程度だ。おひとりさまなら楽々クリアーできるはず。

おひとりさまの老後の本当の敵は金銭ではなくて、孤独の方だろう。貯金するより老後の孤独をどのように乗り越えるかが本当に向きあうべき課題だと思う。


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